80代。要介護4。脊髄損傷により右半身麻痺。男性の入居者様。
奥様は他の老人ホームへご入居されて、離れ離れに生活をされています。
令和2年9月からスマイルナーシング六条へご入居いただきました。

脊髄損傷により右半身麻痺がありますので、普段の生活でも思うように右手で持つことができません。
ご入居されてしばらく経ち、奥様へお手紙を書こうとされていましたがペンをうまく握ることができませんでした。
ご主人様は元気にお話をすることができますので、施設長がお手紙の内容を代筆させていただきました。

ちゃんと自分の言葉を手紙にしていることを奥様へ伝えたくて、手紙を持って元気に写るお写真も添えて、まずはご長男のお嫁様へいつもやり取りをしているメール形式にてお送りいたしました。
お嫁様を通じて奥様が入居されている施設へ無事送っていただきました。

後日、お嫁様よりお手紙をいただきました。
『メールをいただき父の手紙を先方へお送りいたしました。何から何までお手数をおかけしまして恐縮です。
入所前までの父の様子があまりにも大変だったので、皆様のおかげで本人が意思表示ができるまで元気に回復していることそのものが、母には信じられない様子でした。
父からの母とすぐにでも連絡を取りたいという気持ちに対してだけではなく、施設長様に代筆していただいたことにも感激して大変喜んでいます。

母からの手紙などは、追って何らかの手立てで父のもとへ届くようにいたします。
父にはあと少し待っていただくよう、何卒よろしくお伝えください。
ご多忙な中、皆様に父母の交流の手助けに積極的に取り組んでくださり本当にありがたいことです。
心から感謝して、お礼の気持ちと状況をお伝えいたします。』

その後、お手紙と一緒に写っている奥様のお写真と、お手紙を持って、お嫁様が施設へ来られました。
前回はメールでお手紙をお送りしたので、次は奥様へお手紙を渡そうと、奥様への気持ちを代筆にてお手紙を書かれていました。

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