50代。要介護5。多系統萎縮症の女性の入居者様。
とてもおしゃれで、花柄のワンピースやキラキラの靴が好きなかわいらしい方。
朝から晩まで一生懸命働き、三人姉妹の娘様達を育てられました。
一方で、お友達と旅行に行ったり、飲みに行ったり・・・忙しい毎日でも自分の使える時間は最大限に楽しむ、とても活発な方だったそうです。

経管栄養でしたが、娘様やお孫様達がお好きな食べものを持ってきてくださり、それを少しですが口に運んで嬉しそうにされている姿が印象的でした。
四十九日の法要を終え、少し落ち着いたということで、娘様よりお手紙をいただきました。

『母が入所したのは今年の2月、約8カ月の間でしたが、皆様には本当によくして頂きました。
お伺いするたびに、Uさんをはじめとするスタッフの方全員が笑顔で迎えて下さり、いつも暖かく接してくださいました。それは私たちが来た時だけでなく、母が一人の時でもいつも皆さん優しいと、こっそり母から聞いていました。
さらに聞くだけでなく、私自身、部屋で母と過ごす時対応してくださるスタッフの方皆様の様子から感じていました。
母の病気が進行していく中、皆様にお手伝いいただいているにもかかわらず、自分の生活と母のことの両立に悩み、苦しんだ時期がありました。
そんな時、Fさんをはじめとするスタッフの方は「自分のこと、子供のこと、大切にするように。
お母さんはもちろん大切だけど、これからの長い人生、あなたたちももっと大切。」

と上辺だけでなく、本当に親身に寄り添って言葉をかけて下さいました。
病気の進行や母への罪悪感、いつまで続くのか分からない状況、全てに対しメンタル的にもかなりつらい時期、本当に、本当に救われました。
入居者本人だけでなく、家族にも多くの配慮をしてくださり、ここまでして頂けるのがとにかくいつも感謝しかなかったです。

母が好きな歌を一緒に歌ってくれたり、最後まで何か口にしたいと願う母に、飴ひとつでも選ぶ楽しみを作ってくれたり、家族写真を撮ってくれてお部屋に飾ってくれたり、こんな施設というか、こんな方が集まっている施設、他にはないと思っています。
コロナ禍で面会も難しい状況で、スマイルナーシング美濃加茂という施設に、そして何より働いているスタッフの皆様に出会えなかったら、家族みんなで看取れるこんな母の最期はありませんでした。

出会った頃はまだ8ヶ月の赤ちゃんだった娘ももう一歳半になります。お話したり、音楽で踊ったり、歩いたり、走ったりできるようになりました。こんな言い方は失礼ですが、時には子育て相談所のように、IさんやFさん、YさんやMさんをはじめとするスタッフの皆様とお話しできた時間も、私にとって救われる時間でした。

スマイルナーシングのスタッフの皆様全員のおかげで、母は最後まで楽しい時間を過ごすことができました。
母も私もそして家族みんなが心身ともに助けられました。
母へそして私たちへ、たくさんの愛情と笑顔を本当にどうもありがとうございました。』

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